休日に甲府へ行ったとき、
今年の新酒ワインを試飲しました。
ブドウのそのものの香りがとても立っていて、
口に含んでも爽やかでとてもおいしかった!
で、その時の話なんですが、
ワイナリーの女性がおもむろに、
「すてきですねぇ」と。
(すてき?なにが?)
私を指して、
「髪から、服から、イヤリングからすべて
色合いも合っていて、すてきです。」と。
(え?わたしのこと?)
そもそも、褒められると困ってしまう、という性質。
褒められたいし、褒められるとモーレツ嬉しいのですが、
どうしたらよいのかと、とても困る。
こんなふうに面と向かって唐突に褒められると、
モーレツ嬉しい、
けど、
ホントにとても困りました。
大人の女なら、ここはひとつ、
笑みを携えスマートに、
ありがとうございます、
とでも言えればよかったのか。
いや、いや、できませんて。
なんだか、おろおろしてしまって、
でも、
「私なんか」「そんなことないです」とかいうのも
無粋だし、
「これでいいんですか?」もおかしいし、
頭をかいて「まいったな~」でもないし、
「恐縮です」でもないでしょう。
結局、ごにょごにょ口ごもりながら、
「あのぅ、恥ずかしいです・・・ええっと・・・ありがとうございます」
とだけ。
もっと若いころに、
ちやほやされて経験を積んでおけば、
こんな歳を重ねてから困ったりしなかったのかなぁ。
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