苦手なことや嫌いなことに向かうと、
同時に得意なことや好きなことを知ることがある。
対比の中で、望みを知る。
この数ヶ月、コロナ禍で
今までの日常が覆されて
変化を受容し切れないのか
頭の中が混沌としている・・・
本屋さんに行ったら、
「もしもの時に安心!エンディングノート」
という書き込み式の本が目につき買ってみた。
項目がいくつかあって、
★自分のこと
★お金・資産のこと
★家族、親族、友人
★自分の「もしもの時」
★自分の大切なものを
など。
そこそこ簡単に書けるんじゃないかなと思っていたら、
とんでもなかった。
全然ペンが進まない。
考えなくてもかける決まり事、
例えば自分の電話番号とか、職場とか、
家族の名前とか、そんなことは書けるけど、
お金のことは調べないとわからないし、
もしもの時、どうしてほしいかなんて、
全く決められなかった。
そして一番愕然としたのが、
自分の好きなものが全然書けなかったこと。
趣味、特技、食べ物、花、本、色、場所、座右の銘・・・
取り立てて「これが好き!」というものがないんだとわかった。
好き嫌いがあまりないのかも。
漠然としてる。
メリハリがないというか。
もし自分を現すワードを3つあげよ、
と言われても、
わからない。
これだ!という個性がないんだと思った。
でも、こういう茫漠としたあいまいさや
中途半端さが個性と言えるのかな?
好きがわからないから、嫌いがわからない。
決められないから混沌とし続けている。
だからなかなか望みもわからないままなのかもしれない。
自分を知るのでした。
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