ふと屋台の焼きそばみたいなものが食べたいなー、
と思い、出先の近くにあった
駄菓子屋さんに入りました。
たこ焼き、おでん、やきそば…
そそる旗がはためいております。
すみませーん、
お好み焼きくださーい。
(焼きそばじゃないんかい！)
はーい、ちょっとお待ちくださいねー。
私の前に、
小さなお客様がいろいろ物色中。
なにやらお気に召したお菓子が見つかった様子。
はい、20円ね、
と言われお会計を済ませ店から飛び出す。
間髪開けず
次の小さなお客様来店。
そして、次々やってくる小さな方達。
おじさーん、オススメのお菓子なにー？
今日ねー、まやちゃんは一緒じゃないの。
まだ卒業してないよー。
このガムいくらー？
あみだくじどれ？
水風船がいいー！
もうひっきりなし。
そんな小さな方達の断片的な話にも
店主は一人一人にめんどくさがらず
優しく言葉をかけて対応しています。
すごい。
で、会計は大体、10円か20円か30円。
これまたすごい。
私の子供の頃とさほど変わらない。
時折、店主が私を気にして
すみません、と仰る。
怒涛の小さな方ラッシュが終わり、
私のお好み焼きを作って出してくれました。
そして店主のこの一言に私は驚愕したのですが、
お客さん、もしかしたら私の同級生かな
いやいや、退職後にやられていると思われる店主は、
どう見積もっても私より7歳、いや軽く10歳以上は先輩だと思うんですが…
がっくし。
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