ぬちぐすいのブログ

ぬちぐすいのブログ

ライン@

五感

2018年6月30日

南の島に住んでいる友達から

気持ちのいい海の写真がおくられてきた。

見た途端に、かつて行ったこの地での記憶がバーッと甦った。

そこで感じたこととか、考えたこととか。

 

匂いや、音なんかも、

記憶とリンクしやすい。

そして体験した匂いや音そのものを、

そのままリアルに思い出せる。

 

五感って、そうなのね、

と考えていたら・・・

味覚と触覚は、私にはそうでもないことがわかった。

 

味がわからなくなるほど辛かったとか、初めての味だったとか、

指が沈むほど柔らかかったとか、かさかさして気持ち悪かったとか、

そういうことがあったという記憶はあるけれど、

それが実際どんな味なのか、どんな手触りなのか、

自分の中で再現できない。

 

痛みってのもそうかも。

痛かったという事実は頭では覚えているけれど、

その時の痛みが感覚として甦らない。

 

痛みを忘れえるから人間は生きていられる、

と、よく言われるのは、

痛みの記憶が積み重なっていくと、

人は動けなくなって死んでしまうからなのかな。

 

痛みは生きる上で大事なことなんだと思うけど、

そればかりでは辛い。

 

ならば、私にとって味覚と触覚って、

どういう意味があるんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  
ぬちぐすいのブログ